その2からの続きです。
香味剤
爽快感や香りをつけることによって、歯磨き粉を使用しやすくするものです。
香料として、ハーブ類、ミント類、メントールなどがあります。
甘味料として、サッカリン、ステビアエキス、キシリトールなどがあります。
粘結剤
研磨剤と液体成分の分離を防止する薬です。
カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン
粘度調整剤
歯磨き粉を使いやすい硬さにする薬です。
カルボキシメチルセルロースナトリウム、無水ケイ酸
保存剤
歯磨き粉の変質防止をする薬です。
パラベン、安息香酸ナトリウム
では、歯磨き粉をどのように選べかよいのでしょうか。
そのために歯磨き粉の成分をよく見て選んでみてください。
虫歯予防のためには、
殺菌剤+歯質強化剤+歯垢分解剤
歯周病には、
殺菌剤+消炎剤
血行促進剤+止血剤+細胞賦活剤+収れん材
口臭対策には、
殺菌剤+消炎剤
知覚過敏には、
知覚鈍麻剤+象牙細管封鎖剤
歯の美白には、
ステイン除去剤+歯質強化剤
乾いたお口には、
保湿剤
自分に必要な成分が含まれる歯磨き粉を選んで、お口の健康を守っていきましょう。
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